作品用語集/登場人物 - 古典部シリーズ
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相倉 直也(あいくら なおや)
神山高校生徒。1年A組。入学式で生徒代表として入学宣誓を行った。
英田 助(あいだ たすく)
神山高校元校長。
「神山高校五十年の歩み」では1967年(昭和42年度)4月に「時代を先読みし、教育方針の転換を」と教育方針の転換をほのめかした、と記載。
阿川 佐知(あがわ さち)
神山高校生徒。1年A組。入学式で生徒代表として入学宣誓を行った。髪を伸ばしている。
歩(あゆみ)
女性。大日向の従兄の妻。妊娠している。苗字は不明。
安城 春菜(あんじょう はるな)
神山高校元生徒。第42回神山高校文化祭の時点では転校。
夕べには骸にの原作者。
糸魚川 養子(いといがわ ようこ)
神山高校教諭。図書室司書。旧姓は郡山。古典部OG。
伊原 摩耶花(いばら まやか)
神山高校生徒。1年→2年C組。鏑矢中学卒。古典部(5月入部)と漫画研究会を兼部(但し2年時には漫画研究会を退部)し、図書委員会にも所属している。
背が低く顔も童顔で小学校のころとほとんど変わらない。奉太郎と摩耶花は、小・中学校と9年間クラスが同じだったが高校では初めて分かれた。気が強く短い性格。責任感も強い。「アクは強いが根はいいやつ」などと云われることもある。口調は辛辣、とくに奉太郎に対してはことさら厳しい。
里志に想いを寄せ続けている。何度か告白しているが今のところかわされ続けている。里志のことを「ふくちゃん」、えるのことを「ちーちゃん」、奉太郎のことはそのまま「折木」と呼ぶ。
文集の題材に「地球へ...」(竹宮恵子・朝日ソノラマ)を選ぶ。第42回神山高校文化祭においては、漫画研究会の企画の一環としてコスプレをする。題材は
- 「ヴァンデミエール(ヴァンデミエールの翼)」
- 「佐倉魔美(エスパー魔美)」
- 「千里万里子(七色いんこ)」
もともとは「ヴァンデミエール」「大谷ゆり」「マイラ・ベル・シャーリィ」の予定だった。
入須 冬実(いりす ふゆみ)
神山高校生徒。2年F組。総務委員会。
体型はすらりと細い。目もやや吊り上がって細く、顔の輪郭は顎に向かってすっきりとしている。冷厳、無感情で低く落ち着いた声。実家は市内で総合病院「恋合(れんごう)病院」を経営する地元の名士であり、千反田家とは家ぐるみの付き合いがある。司令官タイプで人使いが上手くて荒くことから「女帝」という渾名がつけられている。 ビデオ映画撮影に際し、2年F組が直面した問題の解決を請け負う。また第42回神山高校文化祭においては、古典部文集「氷菓」の販売をえるに依託され、引き受けた30部を完売させる。
江波 倉子(えば くらこ)
神山高校生徒。2年F組。
「愚者のエンドロール」では古典部と入須冬実との連絡役を務める。本郷真由とは親友。
大出(おおいで)
神山高校教諭。古典部顧問。名は不明。
大出 尚人(おおいで なおと)
神山高校元生徒。
1972年(昭和47年度)2月2日、車両暴走事故により死亡(当時1年生)。追悼集会。・・・「神山高校五十年の歩み」より。 鰊の燻製が好物だった。(汎夢殿より)
大日向 友子(おおひなた ともこ)
神山高校生徒。1年B組。鏑矢中学卒。里志の妹と同じクラス。
主人公らが2年生の時、古典部に仮入部届を出していたが、その後入部しないと言ってきた。
小田(おだ)
神山高校生徒。天文部。
尾道(おみち)
神山高校教諭。担当は数学。名は不明。厳格で有名。
1年の担当クラスはA・B・C・D組の4クラス。作中の会話(「遠まわりする雛p72」)から摩耶花はこれらのクラスではないことがわかる。
折木 供恵(おれき ともえ)
奉太郎の4歳上の姉。神山高校古典部OGで現在は大学生。合気道と逮捕術の達人。
非常に活動的な性格。廃部寸前の古典部を存続させるため、奉太郎に入部を勧めた(強制?)。シリーズ開始当初は中東・東欧各地を歴訪(ユーラシア大陸横断のひとり旅・2000m台の山々への登山経験もあり)。エアメールや電話等で登場し、しばしば物語において重要な役割を果たす。2000年10月、「クドリャフカの順番」では日本に帰国している。
折木 奉太郎(おれき ほうたろう)
2000年4月神山高校入学。1年B組→2年A組。鏑矢中学卒。古典部所属。4月末が誕生日。
「古典部シリーズ」における基本的な語り手。省エネ主義を標榜する。モットーは「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことなら手短に」。
元々、部活動にも興味がなかったのものの、古典部のOGである姉・折木 供恵のすすめで、古典部に入部する。入部後は、千反田にその推理能力や洞察力を見込まれ、事あるごとに探偵役を務めることになる。が、本人は自らの推理能力を偶然訪れる閃きだと否定している。千反田曰く、考える(推理する)とき、姿勢を固め目から焦点が失われる。
成績は中庸で350人中175位(1年前期中間考査結果)。口癖は、心の中でよく「さいですか」。姉の供恵が苦手で唯一の弱点(後に千反田も加わる)。部室でよく文庫本を読んでいる。コーヒーの好みは浅煎り。2年次は文系を選択予定。
海藤 武雄(かいどう たけお)
神山高校生徒。2年F組。
2年F組が文化祭に向けて制作したビデオ映画「万人の死角」の役者。
勝田 竹男(かつた たけお)
神山高校生徒。2年F組。
2年F組が文化祭に向けて制作したビデオ映画「万人の死角」の役者。
河崎(かわさき)
神山高校生徒。1年A組。
陸山 宗芳(くがやま むねよし)
神山高校生徒。2年。神山高校生徒会会長。文化祭実行委員長。
河内 亜也子(こうち あやこ)
神山高校生徒。2年。漫画研究会所属。
活動的な性格。漫研における中心的な人物。 漫研の企画としてコスプレを提案し、「泪泪(ヴァンパイアハンター)」「キング(龍虎の拳)」「春麗(ストリートファイター3)」を題材に選ぶ。
鴻巣 友里(こうのす ゆり)
神山高校生徒。2年F組。
2年F組が文化祭に向けて制作したビデオ映画「万人の死角」の役者。
幸村 由希子(さちむら ゆきこ)
神山高校元生徒。
33年前の壁新聞「神高月報」にて喧嘩の仲裁に入ったところを殴られ、病院に通う日々を送っている、と紹介されていた。
沢木口 美崎(さわきぐち みさき)
神山高校生徒。2年F組。天文部。
初出は「氷菓」。図書室で「神山高校五十年の歩み」を借り出していた。 2年F組が文化祭に向けて制作したビデオ映画「万人の死角」の広報班。初期段階からプロジェクトに参加。 個性的な性格で「愚者のエンドロール」では、中華風のお団子頭にタンクトップ・Gパンで登場。挨拶は「ちゃお!」とエキセントリックな人物。
柴崎(しばさき)
神山高校教頭。名は不明。
嶋 さおり(しま さおり)
神山高校生徒。2年E組。
図書室で「神山高校五十年の歩み」を借り出していた。
十文字 かほ(じゅうもんじ かほ)
神山高校生徒。1年D組。占い研究会部長(部員は1名)。荒楠神社の一人娘。
きらきらとした髪とレンズの小さな眼鏡が目を惹く、どことなく大人びた、侘びたような独特の雰囲気。幼いときから図書館が大好きで、碩学。えるの親友。 里志曰く「図書館の新しいヌシ」。
神 亜美(じん あみ)
神山高校生徒。3年C組。第24代漫画研究会会長。
四分五裂していた神山高校漫画研究会の抗争を沈め、統一文集を出すまでに会を立て直した「漫研中興の祖」
杉村 二郎(すぎむら じろう)
神山高校生徒。2年F組。
2年F組が文化祭に向けて制作したビデオ映画「万人の死角」の役者。
鈴木 好恵(すずき よしえ)
神山高校生徒。2年D組。
図書室で「神山高校五十年の歩み」を借り出していた。
関谷 純(せきたに じゅん)
えるの伯父母方の兄。
1967年神山高校中退。古典部元部長。10年前にマレーシアに渡航し、7年前にインドのベンガル地方で行方不明。
背之上 真美子(せのうえ まみこ)
神山高校生徒。2年F組。
2年F組が文化祭に向けて制作したビデオ映画「万人の死角」の役者。
善名 嘉代(ぜんな かよ)
財前村の民宿「西山荘」の娘。摩耶花の姪。善名 梨絵の妹。
ポニーテールで人見知りする性格。
善名 梨絵(ぜんな りえ)
財前村の民宿「西山荘」の娘。摩耶花の姪。善名 嘉代の姉。
ミドルヘアで座高が低く、背も低い。フレームなしの大きな眼鏡と大きな瞳。人懐っこい性格。
惣多(そうだ)
奉太郎の中学校時代の同級生。男。サッカーが上手く、親が市議会議員。
高村 洋一(たかむら よういち)
神山高校生徒。1年B組。奇術部。
田名辺 治朗(たなべ じろう)
神山高校生徒。神山高校総務委員会委員長。
特徴は、面長の顔つきに、レンズの小さな眼鏡。短く綺麗に刈り込んだ髪。真面目そうな印象。
谷 惟之(たに これゆき)
神山高校生徒。1年D組。囲碁部。
印象はがっしりとした体つきに角顔、団子っ鼻。 文化祭のイベント「クイズトライアル」では、ファイナリストに選ばれる。
多丸 潤子(たまる じゅんこ)
神山高校生徒。ピアノ部部長。
多村(たむら)
神山高校生徒。1年A組。
田山 和哉(たやま かずや)
神山高校生徒。2年。奇術部部長。
千反田 える(ちたんだ える)
神山高校生徒。1年A組→2年H組。印地中学卒。古典部部長。
神山市の四名家のひとつ「豪農」千反田家のひとり娘。家族構成は「祖母・父・母・本人」。一身上の都合により古典部へ入部。肩まで伸びたきれいな黒髪、薄い唇と楚々とした物腰な印象を与えるが、それら全体の印象から離れた一際大きな瞳が特徴。視力は2.0を上回るほか五感に鋭い。
平常時はその外見通りに穏やかであるが、一度興味を引かれることや、納得のいかないことに出会うと、口癖である「わたし、気になります」の声とともに好奇心の権化と化し、大きな瞳を輝かせ、謎に向かって突進して行ってしまう。その際、周囲にいる人間をもそれに巻き込む場合が多い(主な犠牲者は奉太郎である)。が、好奇心にかまけて他人の感情に土足で踏み込むようなことはせず、また、他にするべき事柄があるときは、必ずそちらを優先させるなど、ある程度の節度はわきまえている。一方でお嬢様らしく、世間体を気にするような面を見せることもある。
お料理は非常に得意。抹茶牛乳が好き。お酒とカフェインに弱い(ウイスキーボンボン7個で潰れる)。酔うと笑い上戸となり絡んでくる。2年次は理系を選択予定。
千反田 庄之助(ちたんだ しょうのすけ)
えるの祖父。故人。
戦後、相場で稼いだお金を元手に千反田家の農業をいち早く近代化し富を増やしていった。その結果、手放した土地を徐々に買い戻していき、えるの父が当主になる頃には昔の土地の半分ほどを回復させた。
千反田 鉄吾(ちたんだ てつご)
えるの父。
遠垣内 将司(とおがいと まさし)
神山高校生徒。3年。壁新聞部元部長。「クドリャフカの順番」p72「氷菓」では名が出てこなかったが「愚者のエンドロール」で初出。
「氷菓」では古典部の文集バックナンバーを探す際に、奉太郎らメンバーが元古典部の部室のあった生物講義室を訪れた際に出会う。 ちなみに壁新聞部の部員は4人7月時点。「神高月報」を制作。歴史が長く第400号も近い。「氷菓」p104
中城 順哉(なかじょう じゅんや)
神山高校生徒。2年F組。
2年F組が文化祭に向けて制作したビデオ映画「万人の死角」の撮影班、助監督。
中山(なかやま)
神山高校生徒。天文部。女子。
長井 香(ながい かおる)
神山高校生徒。1年。奇術部。
羽場 智博(はば ともひろ)
神山高校生徒。2年F組。探偵小説研究会所属。
2年F組が文化祭に向けて制作したビデオ映画「万人の死角」小道具班の一人。
福部 里志(ふくべ さとし)
神山高校生徒。1年D組→2年。鏑矢中学卒。古典部と手芸部を兼部し、総務委員会にも所属している。中学では生徒会会計。兄以上に傍若無人な妹がいる。
2年では総務副委員長に就いた。
男子としては背は低く、遠目には女性に見えてしまうような青瓢箪(あおびょうたん)。笑ったような表情をいつも崩さない。中学時代に「ある災難」に遭い奉太郎と知り合う。以降親友かつ好敵手かつ仇敵の関係。いつも巾着袋を持ち歩いている。奉太郎曰く「似非粋人」。
自らデータベースを持っていると自認し、幅広い知識を持つ。しかし「データベースは結論を出せないんだ」という口癖が表すように、自分から推論を組み立てるようなことはほとんどしない。モットーは「ジョークは即興に限る、禍根を残せば嘘になる」。
初期は摩耶花から何度も求愛を受け、はぐらかし続けていた。しかし1年の春休みからは付き合い始めることとなった。
本郷 真由(ほんごう まゆ)
神山高校生徒。2年F組。
2年F組が文化祭に向けて制作したビデオ映画「万人の死角」の脚本を担当していた。
町田 京子(まちだ きょうこ)
神山高校生徒。2年D組。
図書室で「神山高校五十年の歩み」を借り出していた。
万人橋 陽(まんにんばし よう)
神山高校元教諭。
「神山高校五十年の歩み」では1967年昭和42年度7月にアメリカ視察、と記載。 「山持ち」万人橋家の御曹司。
森下(もりした)
神山高校教諭。担当は体育と思われる。名は不明。生徒指導部。
奉太郎とえるが初対面となった地学講義室に、放課後の見廻りで登場。「氷菓」P18
山内(やまうち)
神山高校生徒。1年。里志の友人。
山口 亮子(やまぐち りょうこ)
神山高校生徒。2年E組。
図書室で「神山高校五十年の歩み」を借り出していた。
山西 みどり(やまにし みどり)
神山高校生徒。2年F組。
2年F組が文化祭に向けて制作したビデオ映画「万人の死角」の役者。
湯浅 尚子(ゆあさ しょうこ)
神山高校生徒。2年。漫画研究会部長。
ふっくらとした顔に、二重瞼の大きい目。商売人。
吉野 康邦(よしの やすくに)
神山高校生徒。放送部部長。
吉原(よしわら)
神山高校生徒。天文部。